2010年 8月号 第282号
1.社労士試験を受けて
猛暑の中、60代最後の挑戦は終りました。
目指したのは、社会保険労務士試験、ベストを尽くしましたが、合格点には及びませんでした。
昨年の8月31日に発起して丁度一年間にわたり、周りの人には大変なご協力と言い尽くせませんご迷惑をおかけしてまいりました。本当に有難うございました。
身近な人には特段の心配と配慮をしていただき、感謝の言葉もありません。
正式な発表は11月6日ですが、本試験の公平性と透明性という素晴らしい特徴から、即日に自分で不合格の判定(合格ではなくて不合格)ができるようになっています。
午前中に8問中(1問につき空欄が5つあり、下に書かれている20の答から該当するものを選択するというもの。時間は80分です。)、1問でも60点以下をとると不合格になるという足切りのシステムです。
受験生が7万人を超え、その中から7%を選び出すのですから、足切りは合理的なシステムですし、各問は社会保険・労働保険の知識力を問うには、まことによくできた質問ばかりです。
受験を決意したときから、この午前の選択は私にとってはいささか不気味で、気掛かりになっていたことでした。それ故に直前はその対策に時間を費やし、市販の全ての問題集に目を通して万全を期して臨みました。
ここまでやってきましたので、不合格がわかったときも、多少の無念さはありましたが、自分の力が及ばなかったことをすぐさま受け入れることができ、納得し、新しい歩みを始めました。
もはや午後の試験を語る意味もありませんが、来年の受験生と自分のために記録に残します。
社労士は10科目(法律数にすると約20法と社会保険の常識問題、厚生白書、労働白書)勉強しますが、昼からはこの10科目が7つに分類され、1分類につき10問解答することになっています。
1問は5つの選択肢があり、その中から1つ正しいものか、誤っているものかを選ぶ択一式というシステムになっています。時間は210分(3時間30分)連続です。
試験問題は58頁あります。1問につき5肢あります。全70問ですので肢数にすると350肢です。350肢を210分で読みかつ判断していきます。1肢1分かけられません。スピードと正確な判断が求められます。
これはおもしろいゲーム感覚で勉強できますので、あまり苦痛は伴いません。一般的な試験対策として、6回反復すれば問題を覚え、何を聞いているのかを理解できるようになっています。
(暗記力の優れている人は2~3回で十分のようです。)私の場合は何回やってもいつも問題が新鮮なのです。7回位反復しましたが、覚えた問題は20%位でした。
この、昼から何%位正解できたかは9月上旬に通信教育でお世話になったU-canで判定してくれるので、来月号のベストピアに記します。
この学習は労働保険(労働基準法、労災、雇用保険、その他)、社会保険(健康保険、厚生年金、国民年金、国民健保、後期高齢者健康保険、その他)に精通することになりますので、
現代社会では最も求められる知識を習得することができます。若い人にとって就職難が続いていますが、中堅以上の会社を狙う人には、入社に有利な資格になります。
私もたくさんのことを学びました。70才間近にした受験生活でしたので、単に10科目の学びにチャレンジしたということの他に「人生そのもの」について教えてくれたことがたくさんありますので、
折に触れて記していきたいと考えています。
重ねて、ご協力いただいた方に御礼と感謝をお伝えいたします。
(2)特別会計の見直し 事業仕分けの第三弾
10月下旬から11月にかけて実施されるとのこと。現在18会計、51勘定あるとのことです。
| 特別会計の支出予算(2010年度予算) | |
| 国債償還費など | 74.2兆円 |
| 社会保障給付費 | 56.8兆円 |
| 地方交付税交付金 | 19.3兆円 |
| 財政投融資資金繰入 | 16.1兆円 |
| その他 | 10.0兆円 |
| 歳出総額合計 | 176.4兆円 |
一般会計は92兆円です。
過去に貯めこんだ積立金(埋蔵金といわれている)182兆円、7割は将来の年金支払いの原資になるもの。(以上、毎日新聞2010年8月24日朝刊naruhodori)
年金への国庫負担50パーセントができない為、21年度、22年度は財政投融資特別会計からの繰り入れ乗り越えたとの事。
繰り入れや振り替えは私には理解できないことばかり、更に検証すべきは積立金の運用形態です。評価損はいくらあるのか?
年金保険料は平成29年まで上がることが決まっており、サラリーマンの方は、9月から厚生年金の保険料があがります。 この決定があったとき保険料水準固定方式とのことで平成29年までは上げるが、その後は固定するとのことであった。その約束は反故になりそうです。 特別会計については前財務大臣藤井さんに期待したのですが選挙対策にすぎず信頼をなくしています。
今回の事業仕分けには多いに注目しています。
